高杉祐之氏による 特別支援学習会Ⅱ
在田裕子です。
高杉祐之氏による特別支援学習会、第2期がスタートしました。
昨日、その第2回目。
前回が満員で狭くなったため会場を変更しました。
かいを重ねるごとに参加者が増え、
必要性を感じている方が多いことがよくわかります。
第2期のテーマは『ADHD児童がいる学級の学級経営』
ADHDに特化して、ディープに学びます。
第2回目はその中でも授業に焦点を当てました。
高杉氏の具体的でわかりやすい講座で、参加者のみなさまは
集中が途切れることがありませんでした。
特にQAが充実していました。
以下、報告です。
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特別支援学習会Ⅱ 第2回目 6月26日(金)
■日程 (受付 18:30~)
19:00~19:30
第1講座 ADHD児を生かす授業~効果的な組み立て、教材~
19:30~19:40
休憩(QA、アンケート記入)
19:40~20:00
第2講座 模擬授業
(大声でしゃべりまくる子への対応)
20:00~20:10
休憩(QA、アンケート記入)
20:10~20:30
QA
■参加者
一般 44名
事務局 7名
講師 1名
合計 52名
■参加者の感想(アンケートより)
・講座の沈むがよく、一瞬も気が抜けませんでした。あっというまの90分でした。
・具体的な授業作りの話が聞けてとても参考になりました。
・『笑いで返す』の具体例が勉強になりました。笑いで返すことでADHD児を叱らずにすむ、周りの子からの評価を
下げずにすむ、という話が心に残りました。
・通常の学級にADHDの子どもがいることで学級崩壊するケースが少なくありません。今日のような学習会は
どの先生にも必要だと思います。
・肯定的フィードバックがなるほど、と思いました。自分のほめ言葉のレパートリーが少ないと感じました。
書き出して増やしていこうと思います。
・自分ではほめているつもちでしたが、まだまだ足りていないんだろうな、ということがよく分かりました。
行為自体をほめる、肯定的フィードバックといった方法を取り入れてまた来週からがんばろうと思います。
・高杉先生のユーモアで返す話術、とても素敵です。
・昨年から参加していますが、毎回新しい発見、学びがあります。
笑いをまじえて対応する、ほめる、自己肯定感を高める、すぐ怒ってしまうことも多々ありますが
あきらめずにがんばりたいと思います。
・自分が楽しむ、と言う言葉が印象的でした。45分の授業の中でいろいろな工夫を取り入れることが大切だと思いました。
実際にはなかなかその「技」が生かせずにいます。
・「知る」と「できる」の違いは大きいです。
普段いかに子どもにがまんさせているか、ということがよくわかりました。
・授業の原則10の中のいくつできているだろうと思います。機会あるごとに考えていきたいと思います。
・注意しないで進めるというところができていませんでした。
高杉先生は注意しないで授業に巻き込んでいたので、明日からの授業でつかっていきたいです。
・初めて参加させていただき、テンポ良くとてもわかりやすいお話をお聞きでき、とてもよかったです。
ADHDから二次障害、行為障害に移行している児童は、大人が適切な教育をしていない、ということ、
とても説得力がありました。
・高杉先生のリズムとテンポがとても心地よかったです。行為をほめる、とくり返します。
・ほめてほめてほめなまくる、が印象に残りました。やはり授業をよくすることが私達の仕事であり、とても大切なのだと
あらためて思いました。
by tosshkd
| 2015-06-28 20:50
| 【石狩】