【例会報告】法則化海峡特別支援教育サークル第26回例会

【期日】
平成27年4月11日(土)13:30~15:30
【場所】
八雲町公民館
【参加者】
3名(渡邊俊郎・長田・沼田)
【内容】
1.近況報告
新年度がスタートして1週間、児童の様子などの報告。
長田:運動会のニャティティソーランに向け早くも行動。音楽室に
DVDを設置し子ども達が自主的に練習している様子。
俊郎:新法則化体育の授業を実践。フラフープリレーの様子などに
ついて報告。
沼田:2位数+1位数(繰り上がりなし)でつまずいている児童の
様子について考察。
本日参加できないメンバーの様子も、俊郎先生から教えて頂く。
2.模擬授業
沼田「五十音」
D表検定に向けた模擬授業。決められた5分の中でクライマックス
(みゅ、のつく言葉)に向かって盛り上がるような構成を組み立
てていくこと、これは「よし」とするのか否かを明確にする、と
いう講評をいただいた。
3.教え方セミナーに向けて
渡邊俊郎「授業の腕を上げる法則の原理」
Amazonや楽天のブックレビューを活用して、沢山の先生方に読
まれている(=優れている)本であることをアピールし、参加さ
れた先生方に「読んでみたい」という気持ちにもっていくように
すればどうか、という代案が出された。
「10ヶ条を使いこなすポイント」
向山先生の「技術を身につけ技能を磨くには、サークル活動が一
番です」という言葉を、子ども達に勉強を教える前にサークルで
検討し意見をもらうことでよい授業にしていく、というように、
参加者にとってもっと具体的な話にもっていってはどうか、とい
う意見が出された。
「個別評定の原則」
評価と評定の違い、評定をすることによって子ども達が自分で考
えて改善していく、という「正しく評定されたことによってプラ
スになる」講座にしていく。
長田「趣意説明の原則」
ダレン=ブラウンの心理実験のVTRでスタート。ポイントが30
たまると隔離された部屋から出ることができるという心理実験。
被験者は部屋の中であらゆることをするが、結局何をすればよい
のかわからず混乱する様子と、長田学級の新出漢字練習の様子の
VTRを見比べた。趣意説明されてから行動に入ることにより知的
な状態となることを実感させる講座の組み立て。
4.書籍紹介
田村一二著「石に咲く花」※絶版
石のように寡黙な少年が音楽の時間に笑顔で踊った様子を母親に
一紙片に報告したエピソードの紹介。TOSSの一筆箋と同じで短
い報告の中にもあたたかさ溢れる話を家庭に伝えることのよさ
について話が出た。
次回は、5月9日(土)か16日(土)を予定しています。
by tosshkd
| 2015-04-12 12:43
| 【渡島・檜山】