【例会報告】第24回法則化特別支援教育サークル

法則化海峡特別支援教育サークル第24回例会
【期日】
平成27年2月11日(水)13:30~15:30
【場所】
八雲町公民館
【参加者】
5名(渡邊俊郎・渡邊里弥・長田・沼田・沼尻)
【内容】
1.模擬授業
渡邊里弥〜3年算数「棒グラフ」
表から棒グラフにあらわす方法の第1時。
表の項目をグラフのどの位置に書くのかの学習。
教科書では最後に表題を書くことになっているが、はじめの作業で表題を書くことの
意義、進度を進めるために棒グラフの外枠のみをチェックし合格がもらえた子から色
塗りを行うなどの工夫、長田先生から表の項目をいかにすぐグラフに転記するかを学
んだ。
渡邊俊郎〜領土学習「樺太」
今週末の検定に向けて検討。
前回(12月)よりも格段にテンポがよくなった。
パワーポイントの枚数についてなど、細かい部分についても討議がされた。
沼尻〜高校家庭総合「自分を見つめる」
家庭科の学習で、自己の内面を見つめる単元があることに一同驚き。
沼尻先生の落ち着いた言葉とどんな発表にも肯定して返す進め方に、どんな子どもに
もあたたかく接する姿勢がよい。
2.教え方セミナー 講座検討
長田〜生徒指導のおさえどころ「ものすごいマイナス発言、やる気のないオーラで教室の雰囲気を
壊してしまう子への対応」
毅然としながらも笑顔で対応するには、どのようにしたらよいか。
毅然とした指導=厳しい指導、ではないことを確認。
「どんな子にもよい教材について」
佐倉淳一著「明日」 平山諭著「発達障がい児本人の訴え」より、このような子たち
にもよい教材を選定するポイントについて。
市販のドリルとあかねこ計算スキルを比較し、何をすればよいか一目でわかるものは
どちらか。教えてほめることができるものはどちらか。あかねこ計算スキルがいかに
短時間で効率よく学習事項を定着させられるかがわかる講座。
3.セミナー報告
沼田〜TOSSフェルマータ100回記念例会
自閉症児にとって、暗黙の了承が難しいものであるエピソード、自閉症児に限らず自
分の立場に立ってくれた!という実感が量として根気強く積み重ねていくことについ
ての還流報告。
4.日常の実践から
里弥先生から、教室のやんちゃ男子について相談を受ける。
「行動が脳を変える」を生かした指導例(シンクロ跳び箱、2人1組で活動するしかけ作り)を長
田先生から紹介してもらう。
次回は、3月7日(土)13:30〜八雲町公民館の予定です。
ご参加、おまちしています!
by tosshkd
| 2015-02-11 17:46
| 【渡島・檜山】