第2回向山型算数実践力向上セミナー

向山型算数の「伝道師」馬場慶典先生をお迎えして、
第2回の「実践力向上セミナー」を開催いたしました。
TOSSとびらでは毎年夏に馬場先生をお迎えし、拡大例会を行ってきました。
今年からはTOSS北海道中央事務局が主催となり、セミナーとしての開催です。
「元気になった」
「すごく参考になった」
「3学期に向けてやる気がアップした」
と、多くの参加者の方が元気をいただいた、熱気ある講座でした。
馬場先生が今回のセミナーで最も重要視した介入模擬授業には9名の先生が挑戦しました。
馬場先生の代案や解説に、参加者の方が深く頷いていました。
年明けすぐ、とても有意義な学びを得ることができました。
以下、報告です。
≪第2回向山型算数実践力向上セミナー≫
1 日時
平成26年1月6日(月)13:30~16:45
(13:00受付開始)
2 場所
新ひだか町静内女性センターみらい
3 講座内容
13:30~15:20 講座1
『算数授業力を磨く介入模擬授業』
※授業者公募9名
※途中休憩10分
15:30~16:10
『教科書を教える授業で学力を保障する』
『算数の学力をつけるノート指導
16:10~16:45
『馬場慶典 仕事の流儀~馬場先生の学校での仕事・学級経営』
Q&A
4 講師
馬場慶典氏
5 参加者
一般 17名
事務局 8名
計 25名
6 参加者の感想(アンケートより抜粋)
模擬授業を通して、教科書のつくりを見て、どこを大切にして一気に進めていくのか、授業することでわかりました。答えを出し、その仕組みに気付き、それを扱うこと、無理に扱わなくてもいいこと、区別をつけ、子どもが新プリですぐにわかる授業をしっかりやっていきたいと思います。
一人一人の授業のやり方は違うけれども、目指すこと、内容、ポイントは同じで、子供に合わせて授業づくりをできるようになりたいと思いました。
今日は冬休みのこの時期にこのような有意義で元気になるセミナーを企画してくださり、ありがとうございます。毎年参加させていただいていますが、毎年新しい発見や気付きをもらっています。
今日は、教師のちょっとした一言の解説を加えるだけで、子供たちの思考がぐっと深まるということ、ちょっとした間を取ることで、子供たちが教科書を見る時間を保障すること、教えずに子供たちに気付かせることが大事だということなどのポイントがよくわかりました。
今日はありがとうございました。2学期の疲れが取れて、3学期に向けてやる気が出てきました。馬場先生の代案は、目からうろこの連続でした。
授業のメリハリ、一度立ち止まって考えること、子どもの立場に立って考えることが大事だと、模擬従業を受けて反省しました。今回のセミナーを糧に、3学期がんばります。
久しぶりのセミナー参加でした。馬場先生の空気に触れることができ、うれしかったです。介入模擬授業、指導案上は同じ流れでも、授業者の技能・技量・ちょっとした工夫で授業が全く別物になることを感じました。
授業づくりの中でのノートづくり、3学期意識したいと思います。他の人との交流も勉強になりました。5年生のノートを見せていただきました。今の学級、ノート指導ができておらず、3学期の課題と考えています。刺激になりました。馬場先生の口調、褒め方、問いかけ方、久しぶりに体感でき、良いイメージをもつことができました。3学期につなげます。
中学校で1年生の国語を担当しています。算数のセミナーだとは知っていたのですが、少しでもためになればと思い、参加しました。小学校ではどのように学習してきているのか、中学ではどのようにするとよいのか、この2つについて注意し、参加しつつ考えていました。その中で4つ知ることができました。これらについて残りの冬休み中に、授業中どのように取り入れるか考えたいと思います。
中学生に対してのほめ方、小さなことに教師が気付くことができるのか、それを認めることができるのか、その子に会った対応ができるか。ただほめていては小学生のようだったり、皮肉を言っているように感じさせてしまうかもしれません。ほめ方はとても難しいと日々実感しているところです。他の先生方の雰囲気を見て、自分も振り返り、直していこうと思います。国語を担当していますが、子供に気が付く、どの分をみていくのか、どの部分がキーワードとなるのかなど、教材研究の際に少しでも子どもが自分で気が付き、確信に変え、自信につなげる。できれば、国語っておもしろいなって思えるような授業がいつかできればと思います。
by tosshkd
| 2014-01-07 18:14
| 【北海道】