函館市・TOSS オープンポート1月例会(第116 回)
授業力をあげるための模擬授業を行いました。
模擬授業のテーマは,大きく二つです。
1.領土教育
北方領土
2.算数
図を使って考える。
1.領土教育について
自分もそうですが,本当に,学校現場では,自国の領土について教える機会が少ないです。
あえて,言えば,5年生の地理分野,6年生での歴史でしょうか。
それすら,軽く扱うだけで,どういう経緯で,その土地は,日本の領土と確定したのか,というようなことを教える機会はありません。
そういったことを,教えなければならないのではないか,と考えての模擬授業でした。
歴史的経緯を見ていけば,北方領土が日本の物であるのは疑いの余地がないのに,その経緯を知らないから多くの人は,自信を持って,「日本の物だ!」と,言えません。
教育で,しっかりと事実を教えていく必要があります。
2.算数 図を使って考える。
今時の算数の教科書はよくできていて,ちょっとした挿絵も考えに考え抜かれている。
具体的な物を操作しながら,数を数えていくということも必要なことはあるが,
教科書のイラスト・図の方が効果的に学習を進めていけることも多い。
ただ,学校現場では,算数の教科書を使わないことを美徳としている風潮がまだ残っています。
教科書を正しく使っていけることは,教室の大切な力量であると考えています。
教科書で,子どもたちが安心して学習していけるのなら,それに超したことはないです。
by tosshkd
| 2013-01-25 18:30
| 【渡島・檜山】